2歳になっているのに、言葉の後れがみられる気がすると不安になることがあります。お子さんと照らし合わせて何か原因になっていることがあるかみてみましょう。
性格や発達のスピードはその子によって違います。大人しくて内向的な子は多くの場合、話せないのではなく話さないのです。
コミュニケーションの機会が少ないことも原因になります。文字を読めない年齢の子は耳から言葉を理解します。言葉の意味を教えてくれる人とのコミュニケーションがあるからです。
子どもは耳で聞いて言葉を覚えるので、聴覚に問題があると、言葉の発達が遅れる原因になります。先天的に耳が聞こえない子もいれば、中耳炎を繰り返して後天的に中度の難聴になる子もいます。
聴覚の問題以外にも、先天的な病気で、言葉の発達が遅れる場合があります。子どもの様子を観察して、言葉以外にも心配なことがあったら専門医に相談しましょう。